メキシコの旅 メキシコシティ 3

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11月20日(木)8日目

  、今日はフリーディ。朝食はスターバックスで久しぶりにおいしいコーヒーをいただく。並んでたら給仕のお姉さんが何かスペイン語で話しかけてきた。「English Please.」と言ったら「To eat hear or to go ?」つまりここで食べるかお持ち帰りかと聞いてたのだ。ここはホテルだから英語が通じるが他では全く通じないと思った方が良い。

ホテルから近そうだったので一人で国立人類学博物館へ向かう。30分ほどで着く。中は広くいくつものテーマに別れていて3時間近く歩いた。疲れた。
 
ホテルは独立記念塔の目の前にある チャプルテペック公園にあるオブジェ
国立人類学博物館の入り口にある遺跡のモニュメント モニュメント
モニュメントだから腹をたてないように。 国立人類学博物館、入場料はN$48(400円近く)規模からしたら安い!ここの土産物屋で初めて日本人に出くわした。
上:中に入ったら噴水
下:顔と骸骨がホログラムで交互に見える
古代の子供たちも独楽におはじきで遊んでいたらしい テオティワカン文化
雨神チャルティトゥリクエの像 チャックモール、生け贄を置いた所。
トルテカ文明、トゥーラの戦士像 トルテカ
アステカ文明の「太陽の石」カレンダーである。
左の装飾を図で書くとこうなる
オルメカの巨大人頭像
チチェン・イツァ遺跡のチャックモール、生け贄を捧げた
 タコスの屋台
 地下鉄の入り口にはたくさんの屋台がある。タコスの屋台にお客が並んでるのを見てきっと美味いだろうと思って並んでみた。たくさんの人が頼んでるのと同じのを指さして注文する。目の前でトルティージャ(トウモロコシが原料のタコスの皮)を焼いてくれ、具をはさんで皿に乗せて出す。食べてみたら案の定今までで一番美味かった。一つで腹一杯になった。値段を聞いたら8ペソ(約60円)だった。
昼を食べたタコスの屋台、2時過ぎなのにまだ混んでる。


 タコスを食べた後、ソカロ(歴史地区)へ行こうと地下鉄に乗った。料金は全区間2ペソ(約15円)。切符を買い入り口で投入したら乗り換えてもどこで降りても同じ料金。空港までも行けてしまう。
 親切なメキシコ人
 どちらの方向に乗るのかガイドブックを見ていたら見知らぬおじさんが「Can I help you?」と声をかけてきた。ありがたい。「どこに行きたいか」と尋ねるので「ソカロ」というとなにやら難しい英語でいろいろ説明してる。たぶんメトロで行きたいかバスで行きたいかと聞いてたと思う。「メトロ」と答えると「向かい側のメトロに乗って乗り換えし、ソカロの案内を見て行け」という。そのうちバッグから地下鉄の路線図を取り出し、マーカーで黄色のラインを引いてくれ渡してくれた。そして「私は日本が好きで行ったことがある。東京、大阪に行った。あなたはどこから来たか?」と言うので「東京」というと「良いところだ。」と言ったと思う。とても世話になったので握手して別れた。メキシコ人は親切だ。
 メキシコの地下鉄
 さて、地下鉄に乗ったら通路に男が寝ていたりする。リュックを背負った人から突然音楽が流れてくる。これもCDを販売しているらしい。駅で止まるときは急ブレーキで止まる。つり革がないのでポールやバーにつかまってなければ吹っ飛ばされてしまう。タクシーの運転も粗いが地下鉄も粗いとは思わなかった。
地下鉄でソカロへ行く。メトロポリタン・カテドラル ソカロ街並み


独立記念塔、ロータリーになっている
デモ隊
ソカロ駅付近

 ●おしまいに
メキシコ国際空港で早めのチェックインをすませ、ゲートでセキュリティチェックをすませた後、またも空港ポリスに声をかけられた。
「英語を話せるか?」というので「少しだけ」と答えたらセカンドバッグを見せろという。パスポートを見せバッグを渡したら中をチェックして何やら話しかけてくる。良く分からないので「What?」と何度も言ってたら面倒くさくなったのか
「もういい。行け」と言って解放された。その後、後ろから来たTさんが同じように呼び止められてた。機内持ち込みの大きめのバッグを開けられ何やら質問されてたがそのまま別室に連れて行かれた。中々戻ってこなかったので、後で話を聞いたら
「お金を3種類持っているだろ」「出して見せろ」と言う。仕方がないので余ったペソをいくらか渡したら解放されたと言う。他の空港で噂には聞いていたが、メキシコでもやってるのにびっくりだ。
 ●おしまいのおまけ、ノハラさん
 帰ってきてからニュースで見たのだが「ノハラヒロシ」さんと言う人が国際空港に住み着いているそうだ。まるで数年前の映画「ターミナル」みたいだ。空港でも人気者になっていて差し入れなんかで食うには困らないそう。メキシコ人のおおらかさがここにもあらわれている。知っていたら一緒に写真を撮っていたのだが残念。
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